ハード

・Cバスでの成功はSCSIボードに左右されます。
→評判が良いのは、緑電子製 MDC-926Rs と ICM製 IF-2769 ですね。詳しくはここを参考にして下さい。

・HDDの空き容量は1GBは用意してください。
→CバスやISAの場合は、CD−ROMからCD−Rに直接焼く方法は環境によっては出来ない場合が ありますので、HDDにイメージを作成してから焼く方法をとります。

・メモリーは60MB以上あった方が安心です。
→初期状態の16MBでは、HDD内の仮想メモリーの絶えずアクセスしていた為に、 とてもパフォーマンスが低下していました。この状態では、 とてもCD−Rの利用は不可能だと思われます。WIN95をストレス無く起動するには60MB以上は 必要だと言われています。

・可能ならば、ODPやCPUアクセラレータ等を利用してクロックアップして下い。
→SMIT転送やPIO転送などはCPUの処理速度に依存しますので、クロックアップした方が 安心です。


CD−Rを焼くための準備作業。

・スクリーンセーバーは「なし」にします。

・HDDをデフラグします。

・ハードディスクの先読みによる最適化は無しにする。

・パソコンを再起動します。

・常駐ソフトを全て閉じます。
→ウイルスチェッカーやシステムエージェンシー・IE4のアクティブデスクトップ・スケジューラーや 時計などの指定時間になると起動するもの等は絶対閉じましょう。


私事ですが、ペンティアム100MHzの時は、スクリーンセーバーを閉じるだけでイメージ焼きは もちろん、オンザフライもサクっと焼けました。
さらに、CPUを200MHzにクロックアップしますと、今までは出来なかった音楽CDや 家庭用ゲームCDの2倍速オンザフライ焼きにも成功するようになりました。

修正意見として竹内様から貴重なご意見をいただきました。

> 初期状態の16MBでは、HDD内の仮想メモリーの絶えずアクセス
> していた為に、 とてもパフォーマンスが低下していました。この状態
> では、 とてもCD−Rの利用は不可能だと思われます。
vcacheを適切に指定すれば、16MBのメモリでもライティングの最中に
仮想メモリーへのアクセスは行われなくなります。

> ・ハードディスクの先読みによる最適化は無しにする。
「先読みの最適化なし」が最適と言われているのは、メモリがキャッ
シュに使用されて、スワップが発生しないようにするためだと思いま
す。ですが、 vcacheを設定すればCD-Rを焼いている最中にはスワップ
は発生しませんので、CD-Rを焼く際にはこの項目を設定することは無意味です

> ・パソコンのファイルシステムのプロバディのハードディスクの設定を
> 「ネットワークサーバー」にします。
> 「ネットワークサーバー」に設定した方が、「VCACHE」により多
> くメモリーが割り当てられます。
ライティングに関しては、vcacheの消費を押さえスワップが起こらなくする
事が必須条件です。ライティングに関していえば、この設定は逆効果です。


さて、これでいよいよ焼くわけですが、焼いている最中の注意としては

・書き込みをしている時は、とにかく触らない。

・家電のスイッチは、なるべく触らない。
→音楽CDを焼く場合などは、プチノイズが入る可能性もあります。


上手く焼けない場合時には、

・ファームやBIOSをアップする。
→ドライブやSCSIによっては、ファームやBIOSをアップしないと上手く焼けないものがあります ので、一度メーカーのホームページかサポートに問い合わせてみては。

・メディアを太陽誘電・TDK・三井・三菱のいずれかを試す。

・他のライティングソフトを試す。
→無料の試用版がありますので、一度試されては。

・バッファアンダーランが発生する。
http://www.tky.3web.ne.jp/~masao777/program/でCD-R All Writeという CD-Rを焼くための環境で 再起動するソフトを公開しています。(もちろんフリー ソフトです。)CD-R All Writeを使用すれば CPU 486,メモリ16MB,ISAバスやCバスのSCSIボード、 という環境でも安定したライティングが可能となります。いちど試してみては?

・PCM音源を切り離す。
→「ECDPROの一般保護違反〜モジュール NECCSPCM.DRV」このようなエラーが発生した場合はPCM音源を 切り離してください。

・パソコンを再セットアップする。
→再セットアップしてライティングソフトだけをインストールした状態で焼きます。

・故障かもしれません。
→特にヤマハは初期不良が多いそうです。

・SCSIを変えてみる。
→アイオー製 SC-98SB (同等品は SC-98U )や SC98V は失敗率が高いようです。緑電子製 MDC-926Rs か ICM製 IF-2769 などに変更する事をお奨めします。


ところで、ぺんたU350MHzでアダプテックPCIバスを使用しても上手く焼けない方も おられるみたいですが、そうかといえば、IBM ThinkPad530cs(DX4/100 36MB) 、 [SCSIインターフェイス]I/O DATA PCSC-2 、[HD]I/O DATA HDVS-U4.3G 、[CD−Rドライブ] LOGITEC LCW-748(4W/8R) 、[ライティングソフト]nero BURNING ROM で4倍イメージ焼きに 成功している方もおられます。いったい、この差は何なんでしょうか?


ここの書き込んだ事に対しては「ここは違う!」や「私は、こう思う!」などのご意見は 大歓迎ですので、どんどん送ってください。

hosoma@anet.ne.jp

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